コンパイルエラーの対処法とコツ

今日は、データ分離版ローグ・クローンIIから話題が若干ずれて、C言語コンパイルエラーの対処法について書きます。


現在、データ分離版ローグ・クローンIIのオリジナルソース(ああ、ややこしい)*1は、 Linuxコンパイルする場合に手を加えないとエラーが出て、コンパイルできません。*2
ここで C言語のエラーの対処法の知識が必要になってきます。
難しそうに聞こえますが、 C言語を勉強していく内に自然と身につく知識ですのでプログラミングの初歩と言えます。
しかし、 C言語の参考書サイトはよく見掛けますが、エラーの対処方法をのせたサイトはあまり見掛けません。(コツって意図的に検索エンジンで調べにくいんですよね。)


そこで C言語のエラーの見方と対処法を今日は書きます。
エラーの見方のコツは2つあります。
1つ目。
コンパイラがエラーと判断した行より前に、コンパイルエラーの原因が多いという事です。
つまり、コンパイラのエラーを信じてその行だけを見ても解決しないことが多いのです。

2つ目。
コンパイラが最初に出したエラーに続いて出たエラーは当てにならないという事です。
最初のエラーの影響でエラーが発生している可能性が強いため(エラーがエラーを呼んでいる)、最初のエラーが直ると何事もなかったかのようにエラーがいっしょに消えている事もあります。


この2つの事から、コンパイルエラーの対処法は、
・最初のエラーメッセージを見る
・そのエラーを直す
コンパイルして次のエラーを探す
コンパイルが通るまで上記の繰り返し
となります。

どうです?難しくないでしょう?めんどくさいですけどね。


もちろんこのコツにあてはまらないエラーも存在します。
その時はじっくりと腰を据えて対処しましょう。

*1:すいません。一度言って見たかったんです。

*2:データ分離版ローグ・クローンIIのオリジナルのソースは、http://games.roguelife.org/sources/Rogue/からダウンロードできます。